更新中

オリンピック開催の年。コロナ禍が続く中で人々に喜びをもたらした楽曲の数々。

新型コロナウイルスの変異種の出現は日常の生活に大きな影響をもたらしたが、ワクチンの供給とともに少しずつ社会活動が動き始めた。前年、延期に追い込まれた東京オリンピックは賛否両論の飛び交う中、厳戒態勢で開催され、結果、日本は史上最多の数となるメダルを獲得。世界中から集まったアスリートの熱い戦い、10代の若者たちの活躍が目立った今大会に人々は胸を打たれ、元気をもらった。音楽シーンでは、夏フェスの開催も多くの議論を呼び、運営側、演者側、観客側ともに難しい選択を迫られた。それでも少しずつリアルでのライブやイベントが再開し、観客は全員マスクを着用することが義務づけられ、演者は、観客からのレスポンスが声出し禁止のため拍手のみという新しい条件下でのパフォーマンスを求められた。またリリース面においては、動画配信サービス発のバイラルヒット曲が続出。ストリーミング文化が浸透し、ヒットの基準が再生回数を指標とするなど、無名のアーティストがスターダムを駆け上がる流れが多く見られた。そんな2021年の音楽シーンを、このプレイリストでチェックしよう。

© Apple Music